欧州周遊6日目part1 🇨🇭スイスの国際都市ジュネーブ〜首都ベルンへの移動
欧州周遊の6日目(2019,10/30)のpart1です。4日目にヨーロッパ2ヶ国目のスイスに到着しており、今回はスイスの国際都市ジュネーブから首都ベルンへの移動レビューです。
(私はバスでジュネーブ駅に来たのですが、英語圏以外でのバスの乗車は本当に嫌いです。この日は車内の機械で切符を購入しようとしたら、周りにいた親切な乗客に「今その機械は壊れてるから使えないよ」と教えてもらいました。他の乗客はバスの定期券のようなものを所持している感じだったので、これ検札されたら無賃乗車で罰金取られる気もします。)
これ以外にもいろいろあり、バスの話でブログ1本分書けるかもしれません。(笑)
けれども、今回は鉄道の移動に焦点を当てます。
【スイスの鉄道システム】
スイスには、「スイス連邦鉄道」が存在し、日本では経営形態を意訳した「スイス国鉄」という呼称がよく用いられています。
このスイス国鉄はスイス全域にネットワークを持ち、国内及び海外へ移動する際には非常に便利な交通手段となります。
またスイス国鉄は、スイスの4公用語で以下のように表記されます。
ドイツ語:SBB - Schweizerische Bundesbahnen
フランス語:CFF - Chemins de Fer Fédéraux Suisses
イタリア語:FFS - Ferrovie Federali Svizzere
(ロマンシュ語:VFS - Viafers federalas svizras は公式には用いられていません。)
そのため駅や車両には、SBB CFF FFS という暗号のような3単語が並んでいます。
【ジュネーブ駅】
今回はスイス西部にあるジュネーブ駅から首都中央北部のベルン駅まで移動しました。
ジュネーブ駅構内はこのように比較的新しく、そして大規模な造りとなっています。
ここだけ見ると、列車の時刻表など空港と類似している点が多々あると感じました。
そして、鉄道の切符は事前に買うと非常に割安で購入することができます。私は約1ヶ月前にオンラインで購入してました。その時は16スイスフラン(日本円で1,800円くらい)でしたが、当日駅で購入すると3倍くらい高くなります。
公式サイトで買った後に、SBBのアプリでチケットを表示することができるようになるので便利です。
今回はチューリッヒ行きの列車で、ベルン駅で途中下車しました。
プラットフォームで早めに待っていたのですが、自分の乗る列車が来る気配はありません。アプリを確認すると約20分遅れになると通知がきていました。
20分遅れるくらいは全然平気です。しかし、この日の問題はプラットフォーム番号も勝手に変更されていたことです。フランス語でアナウンスされていたのかもしれませんが、間一髪のところで自分の乗る列車が既に入線し到着していることに気付きました。
IC1という分かりやすい列車番号で助かりました。(笑)
急いで乗り込みましたが、2等車はオール2階建構造になっており、重い荷物を2階席へ運ぶのは少し大変かもしれません。
【車内と車窓】
私が乗り込んだ列車の車内はこのような感じでした。
座席間隔がとても広く、ゆったりした構造になっています。
食堂車も連結しているようです。今回は1時間30分くらいの所要時間であったため、座席から離れることはありませんでした。
座席は座りごごちがよく、飛行機よりはるかに快適だと思いました。スイス航空がスイス国内線も飛ばしていますが、おそらく国内移動なら鉄道を利用する人が多いような気がします。
話は戻りますが、ジュネーブは比較的小さな街でレマン湖という湖に周辺を囲まれています。
このレマン湖は非常に大きく、中央ヨーロッパにある湖の中で2番目に大きいらしいです。(1番がパッと頭に浮かんできませんが...)
そして、ジュネーブを出発したスイス国鉄も湖に沿って走って行きます。
中心駅から少し走るだけで、とても長閑な景色が一面に広がります。
日本では中々見られない光景なのでテンションが上がり、ずっと車窓を眺めていました。さすがにスマホをずっと見てるのは勿体無い気がします。(笑)
1時間半の移動も飽きることなく、あっという間に時間が過ぎていました。
おそらく「世界の車窓から」で何度か撮影されていたのではないかと思います。
【ベルン駅】
ベルン駅に到着しました。降りる人もけっこう多かったです。
ベルン駅はプラットフォームのすぐ上に歩行者用の通路があるという構造でした。
以前ドイツのベルリン中央駅を利用した時もこのような造りになっていたので、ドイツ語圏では多い構造なのかもしれません。
線路の幅も日本の新幹線と同じ標準軌サイズなので、やはり迫力があります。
1時間半の移動を終えて、これから駅を出るためにエスカレーターに乗っているところです。ジュネーブよりもベルンの方が少し落ち着いているようにも感じました。
いよいよスイスの首都であり、町全体が世界遺産に登録されているベルン観光が始まります。