欧州周遊10日目 遂にスイスを出国! チューリッヒ空港とオーストリア航空(OS570)のレビュー
欧州周遊の10日目(2019,11/3)です。
今回は遂に1週間滞在したスイスを発ちます。
スイス・チューリッヒからオーストリアの首都・ウィーンへ訪れたので、空港と飛行機に関してレビューします。
【チューリッヒ空港】
スイスの玄関口かつ国内最大の国際空港です。
私がロンドンからスイスに来た時は、
「スイスインターナショナルエアラインズ」という航空会社を使いましたが、
この会社はチューリッヒ空港を拠点にしています。
(チューリッヒ-東京のフライトもあります。)
今回はオーストリアに行くということで、
フラッグキャリアであるオーストリア航空を利用することにしました。
(=基本的なサービスが完備されている航空会社)ですので、
受託手荷物や簡易な機内サービスもあります。
また、スイスはEUに加盟していませんが、
ヨーロッパ域内を自由に移動できるシェンゲン協定には加盟しているため、
国際線といえども比較的容易にチェックインを終えることができました。
【空港ラウンジ】
制限エリア内に入った後、 プライオリティパスで入れるラウンジを探しました。
これまでの旅でも大変お世話になっているカードで、
日本から持って来て良かったものNO.1かもしれません。(笑)
チューリッヒ空港には、
「ASPIRE」ラウンジと「dnata」ラウンジの2つがありました。
(他にも航空会社専用のラウンジはあると思います。)
どちらのラウンジもプライオリティパスで入れます!
ちなみに、
「ASPIRE」はデルタ航空やエールフランス航空、中国国際航空など、
の上級会員やビジネスクラス利用者も入ることができます。
(むしろ、その方々がメインだと思いますが、、)
各国主要の航空会社との共同利用なので、かなり期待できると感じました。
ただ、航空会社のネームバリュー的に「ASPIRE」の方がサービスは良いと思ったので、
今回はこちらを選択しました。
フライトまで3時間ほど時間があったので、ラウンジで昼食をいただくことにしました。
食事の種類は多くないですが、パスタやサラダなど私の好みの味になっており、とても美味しかったことを今でも覚えています。
13時頃でお昼時でしたが、あまり利用者は多くなく、ラウンジ内の雰囲気も非常に良かったです。
(空腹だったことに加え、ビュッフェ形式で食事がだいぶ余っていたので、パスタを3回くらいいただきました。)
飲み物はコーヒーマシーンや炭酸飲料などがあり、充実していました。
食後にカフェラテとスナックをいただきました。
その後はオーストリアの観光地や交通手段などを調べて、フライトの準備をしていました。
【オーストリア航空】
ラウンジでゆっくり寛げたので、出発ゲートに向かいました。
今回のオーストリア航空の詳細です。
時間:15時10分→16時30分(1時間20分)
便名:オーストリア航空 OS570
フライト:ZRH(チューリッヒ空港)→VIE(ウィーン国際空港)
機種:A320-200
ヨーロッパ内では短距離線に分類されると思います。
また、チューリッヒとウィーンはどちらも主要都市なので、1日当たりの運行本数も多いです。
使用機材の到着遅れにより、搭乗開始が20分ほど遅れて始まりました。
(周りの空気が少しピリついているような、、)
オーストリア航空で特筆すべき点は、間違いなく機内のBGMだと思います。(笑)
ANAやJALでも搭乗時に音楽が流れていますが、オーストリア航空ではクラシックが流れています。
この機内で流れている、ヨハン・シュトラウス2世の「美しく青きドナウ」という曲がとても心地よく、搭乗した瞬間に「音楽の都」感を味わうことができました。
(心なしか、BGM効果によって遅延に対する周囲の苛立ちも緩和されているようにも感じました。)
また、離陸後は簡単な機内サービスもありました。
いただいたチョコクラッカーがとても美味しかったです。
(今回に限らず、機内で配られるお菓子にハズレがないことを確信しています。)
機内はとても揺れていましたが、ベルト着用サインが全く点灯しなかったのは少しビビりました。(笑)
(それだけ安全性が高いという証左かもしれませんが、、)
そしてウィーン国際空港に到着しました。
【ウィーン空港から市内へ】
空港に着いてから荷物をピックアップし、市内に向かう電車を探しました。
ちなみにウィーン空港は中国語の広告が圧倒的に多く、それだけ多くの中国人が訪れているんだと感じました。
電車を無事に見つけることができ、市内中心部に向かいました。
かなり暗くなっていたことに加え、スイスに比べると若干治安が悪くなっているように感じたので、警戒を強めながら宿泊予定のホステルを探しました。
ここでちょっと面倒なトラブルが立て続けに発生します。
まず1つ目は、到着したホステルは予約していたところの系列店であり、私が予約したところは別の場所にあるということです。
これは完全に私の不注意ですが、重いスーツケースを持ってまた電車で移動するのはかなり億劫でした。
(ただ、スタッフさんが行き方を丁寧に教えてくださったのは助かりました。)
2つ目は、切符のトラブルです。
無人駅の券売機で切符を買うことはできたのですが、それを打刻する機械が故障しており、八方塞がりの状況に陥りました。
(ヨーロッパでは買った切符にスタンパーでパンチを入れて有効化する作業をしないと、キセル乗車として罰金が発生します。)
あまり人がいない駅だったので困惑した状態で佇んでいたら、鼻ピアスをしているワイルド系の青年グループが近づいてきました。
そして英語で話しかけられて事情を説明すると、
「壊れている機械をスマホで撮影して、検札されたらこの画像を見せればいいよ!」
とアドバイスを頂戴しました。
本当にこれでいいのかと思いつつも、すごく親切そうな雰囲気を醸し出していたので、この青年たちの方法を取り入れて乗車することに決めました。
また、人を見た目で判断するのは良くないと痛感しました。
(実際、この状況での最適解が何なのかは未だに分かっていないけれども、、)
車内での検札もなく、今度こそ宿泊予定のホステルに到着しました。
1泊当たり約1400円です。
この欧州周遊でユースホステルには何度も泊まりましたが、正直ここが一番辛かったです。(というより、宿泊した部屋がたまたまハズレだった気がします。)
私は、周囲がどんなに明るくても、うるさくても快眠することができるのですが、
唯一「嗅覚」だけは気になってしまうことをこのホステルで学びました。
(これは3つ目のトラブルとしてカウントしたいし、何なら人生において解決することが難しい点かもしれません。)
次回はウィーンのザ・観光地を巡ります。