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欧州周遊11・12日目 音楽の都・ウィーンの魅力を最大限に感じられる観光地巡り

欧州周遊の11・12日目(2019,11/4・11/5)です。

前回でスイス編は終了。

 

今回はオーストリアの首都・ウィーンの魅力をお伝えします。

ウィーンには3泊4日滞在し、丸2日間観光しました。

個人的にはかなり好きな街で、 もっと長い期間滞在したかったな〜という思いが強いです。

 

 

シェーンブルン宮殿

まず初めはシェーンブルン宮殿です。

ウィーンで最も人気のある観光地だと思います。

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宮殿の入口

 

シェーンブルン宮殿はヨーロッパで絶大な権力を誇っていたハプスブルク家によって建てられ、夏の離宮として利用されていました。

私はそれくらいの前提知識しかなかったですが、チケットを買うと音声ガイドの機械も一緒に借りられるので、宮殿について詳しく知ることができます。

特にマリア・テレジアエリザベートは頻繁に解説の中で登場してくる人物なので、嫌でも耳に残るかもしれません。(笑)

 

以下はエクスペディアの引用です。

オーストリア最大のロココ様式の建築物の 1 つであるシェーンブルン宮殿は、国際的にも認知度が高く、毎年 100 万人を超える観光客が訪れるユネスコ世界遺産です。フランツ・ヨーゼフ皇帝やマリア・テレジア女帝など、オーストリアを支配する歴代の貴族たちが所有した、宮殿の豪華な内装をじっくりと見学したあとは、後方にあるバロック様式の広大な庭園をご散策ください。子どもたちには、18 世紀に作られた迷路庭園や動物園がおすすめです。

全敷地面積が 120 ヘクタール (300 エーカー) にも及ぶシェーンブルン宮殿は、6 世紀にわたってハプスブルク家が所有していました。マクシミリアン 2 世が狩猟の目的で手に入れた土地に、レオポルト 1 世が壮大な宮殿を建設し、さらに、18 世紀のオーストリアの女帝でフランス王妃マリー・アントワネットの母であるマリア・テレジアの時代に、元のバロック宮殿に増改築が行われました。

宮殿内の見学希望の方はツアーに参加して、タイムスリップした気分を味わってみてください。1441 室のうち 40 室が一般公開されています。ツアーの種類はいくつかあり、すべての部屋を見学できるものや見どころだけを巡るものがあります。「ミリオンの部屋」をのぞいたり、「中国の小部屋」で陶磁器や装飾をじっくりとご覧いただけます。そのほかの部屋にも、洗練されたフレスコ画、極めて貴重な家具や数々の特別な工芸品が飾られています。

(出典:エクスペディア. 『シェーンブルン宮殿』)

https://www.expedia.co.jp/Schoenbrunn-Palace-Vienna.d503217.Place-To-Visit?pwaLob=wizard-package-pwa

 

 

宮殿内の写真撮影は禁止されていますが、宮殿の美しい外観や庭をカメラに収めることができます。

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丘の上から

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丘の上にあるグロリエッテ

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とても綺麗に整備されています

 

 

 

【ウィーン美術史美術館】

次の目的地はウィーン美術史美術館です。

ヨーロッパ各地の著名な美術品が数多く収蔵されており、美術好きには堪らないと思います。

 

概要は以下の通りです。

美術史美術館の見どころは、何といっても大規模な絵画ギャラリーで、ここで出会える巨匠たちの作品の多さには驚くばかりです。ラファエロルーベンスブリューゲルティツィアーノなど、偉大な画家たちの作品を鑑賞できます。また、ハプスブルク王朝時代に収集された宝物なども見ることができます。エジプトなど、古代文明文化財の展示のあとには、「コインキャビネット」展示室で、世界最古のコインをじっくりと眺めてみてはいかがでしょう。

美術史美術館 (クンスト・ヒストーリッシェス・ムゼーウム)、略称KHMは、オーストリアを支配していた王家、ハプスブルク家の膨大な美術コレクションを収蔵するために、1891 年に建てられました。リングシュトラーセを挟んでその向かい側にある半円形の建物には、ノイエブルク (新王宮) があります。その片側には王宮宝物館が並び、近くにあるテセウス神殿も含め、これらの建物はすべて、KHMと同じ博物館群となっています。2013 年に、KMHでは、約 10 年の改修工事を終えて、「クンストカンマー (美術収集室)」がリニューアルオープンしました。

まずは、美術館の堂々とした外観と内部のネオバロック様式の重厚な装飾など、建築の美しさをご覧いただいてから、さまざまなコレクション巡りをお楽しみください。

クンストカンマーでは、中世からルネサンスバロック期にかけての貴重な品々が展示されています。メインギャラリーでは、ラファエロの『草原の聖母』やティントレットの『スザンナと長老たち』などの名画を鑑賞することができます。この美術館には、ルネサンス期フランドルの画家、ピーテル・ブリューゲルの世界最大のコレクションもあります。

絵画を巡ったあとは、他の素晴らしい美術品や歴史的な文化財の展示へ向かいましょう。武器コレクションはヨーロッパ最大級のものであり、古代エジプトギリシャ、ローマ関連のコレクションでは、3000 年以上にわたるさまざまな美術工芸品が展示されています。初期の紙幣など、70 万点を超える収蔵品を持つ世界有数のコインコレクションも、ぜひお見逃しなく。

(出典:エクスペディア. 『シェーンブルン宮殿』)

https://www.expedia.co.jp/Kunsthistorisches-Museum-Neubau.d503219.Place-To-Visit?pwaLob=wizard-package-pwa

 

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美術館の入口


ウィーン美術史美術館の中で特に印象的だった絵画は以下の2つ。

1つ目は、ブリューゲル(父)の『雪中の狩人』です。

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ブリューゲル(父) 『雪中の狩人』

ブリューゲルはオランダ出身で、日常的な農村の風景と農民の姿を写実的に描いており、作品はウィーン美術史美術館に多く収蔵されています。

その中でも『雪中の狩人』は遠近法を巧みに用いつつ、農民や家屋、山などのバランスが絶妙で、ブリューゲルの代表作として捉えられています。

一枚の絵の中に含まれている情報量が多く、じっくりと見入ってしまう作品だと感じました。

 

 

2つ目は、ヨハネス・フェルメール 『絵画芸術』です。

『画家のアトリエ』とも呼ばれています。

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ヨハネス・フェルメール  『絵画芸術』

私はこれを見てフェルメールのファンになったと言っても過言ではなく、とても思い出深い作品になっています。

フェルメールもオランダ出身の画家で、「光の魔術師」と称されるほどの光や空間の

使い方が巧みなことで有名です。

そして『絵画芸術』においても光を巧みに用いて明暗を出しつつ、画家のアトリエを写実的に表現しています。

写真で見る以上に実物は魅力的で、5分くらいその場で惹きつけられてしまいました。

 

 

そしてこの美術館にはカフェも併設されています。

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美術館内のカフェ

ここは、「世界で一番美しいカフェ」と称されており、赤いソファと高い天井が印象的です。

私はカフェに立ち寄ることがあまり多くないですが、せっかくなので昼食をいただくことにしました。

 

 

【旧市街散策】

街の中心部は旧市街になっており、街を歩くだけでも楽しめると思います。

そんな旧市街でシンボルのような建物が「聖シュテファン大聖堂」です。

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Galaxyの広告がとても目立ちますが、、(笑)

 

一枚の写真には収まらないほど高い建物だったため、撮影が難しかった覚えがあります。

高さは137メートルあり、ハプスブルク家墓所にもなっているゴシック様式の大聖堂です。

 

また、この大聖堂では5.5ユーロ払うことで塔の上に登ることができます。

エレベーターはありますがとても狭いので、混雑している時間帯は待ち時間も長くなると予想されます。

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塔の上からの絶景

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塔の上にある鐘

 

旧市街は昼間に行くのも良いですが、夜も綺麗です。

ヨーロッパの中でも治安は良い方だと思うので、そこまで警戒する必要はないように感じました。

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夜の旧市街

 

また、教会などで本場のオーケストラを聞くことができる場所もあります。

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教会内のオーケストラ



 

【ホーフブルク王宮】

最後はホーフブルク王宮です。

ウィーン中心部にあり、ハプスブルク家の歴代皇帝が住んでいました。

 

ただし、中心部にも関わらず広大な敷地があり、旧王宮や新王宮、オーストリア国立図書館、アルベルティーナ美術館、王宮庭園、乗馬学校などが含まれています。

いろいろなサイトを調べた結果、旧王宮とオーストリア国立図書館が観光客には特に人気であることが分かったので、この2箇所を訪問することにしました。

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ホーフブルク王宮の外観

まず旧王宮は陶磁器の展示が多かったです。

私は陶磁器に関する知識が全くありませんでしたが、シェーンブルン宮殿と同様にチケットを買うと日本語の音声ガイドを借りられるため、かなり詳しく知ることができました。

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日本の有田焼も展示されていました

 

また、ハプスブルク家の歴史を知ることができる展示もあります。

 

(普通に旧王宮に入れたように見えますが、実際は入口を間違えてしまい、旧王宮へ行く前に乗馬学校のチケットを買ってしまいました。ホーフブルク王宮の正面口から入って、右側が旧王宮、左側が乗馬学校になっているので、私のように看板をよく見ていない人は間違えるだろうなと思います。)

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乗馬学校

最初はここが何をする場所か全く把握できませんでした。

ただ、王宮で乗馬の練習を見る機会はあまりないと思うので、貴重な経験だったかもしれません。(チケット代は高かった覚えがありますが、、)

 

 

そして最後は、同じホーフブルク王宮内にある、オーストリア国立図書館です。

この図書館は、「世界で一番美しい図書館」と称されています。

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日本にある一般的な図書館とは全く異なり、伝統的な建物に本を所蔵しているというイメージだと思います。

「世界一美しい〜」が多いような気もしますが、期待を裏切らない美しさが存在していることは間違いないです。

 

 

 

次回はオーストリアを出国し、鉄道で次の国に向かいます。