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欧州周遊6日目part2 スイスの首都ベルンのおすすめ観光スポット!

欧州周遊の6日目(2019,10/30)のpart2です。今回はスイスの首都「ベルン」のおすすめ観光スポットを紹介します。

 

 

 

【ベルンの基本情報】

ベルンはスイス連邦の首都で、人口は国内で4番目に多いです。

首都なので当然ながらスイス連邦議会議事堂もあり、万国郵便連合などの国際機関も置かれています。

 

そしてジュネーブではフランス語が基本的に使われていましたが、ベルンではほぼ完全にドイツ語です。フランス語は多少勉強していたので何となく汲み取ることができましたが、ベルンでは建物や観光地の名称もドイツ語表記になっていたため発音すらできません。(笑)

鉄道でジュネーブからベルンに移動している間に言語が切り替わる境界線があるのでしょうか。

 

 

 

世界遺産;旧市街】

ベルンの旧市街は、1983年に世界文化遺産に登録されました。

東西1km、南北300mほどなので、3〜4時間くらいあれば充分観光することができます。

 

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町並み

非常に綺麗な中世の町並みが今でもしっかり残されています。

 

簡単にベルンの歴史をまとめると、ツェーリンゲン家のベルヒトルト5世によって1191年に創設されました。自然の防壁となるアーレ川に囲まれ、その中に城壁、堀、ツィットグロッゲ(時計塔)などが築かれました。

1218年にベルヒトルト5世が死去し、ツェーリンゲン家の断絶後に、ベルンは神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世から自由都市の特権を得ました。1405年の大火事によって町の大半が焼き尽くされましたが、その後より堅固に再建されました。

 

 

1848年にスイスの首都になりましたが、特筆すべき点は長い歴史の中で他国の支配下に入ったのはナポレオン軍に征服された一時だけということです。

第一次・第二次世界大戦において、スイスは永世中立国を宣言していることより参戦してませんので、爆撃等の被害にもあっていません。

その結果、重厚な町並みが今日まで残されているのです。

 

 

ヨーロッパ周遊の中でもベルンの旧市街はかなり印象に残っているので一見の価値はあると思います。 

 

その中でも私が訪れた観光スポットをまとめてご紹介します。

 

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このような地下と地上の二層構造も多いです

 

 

 

【時計塔】

ほとんどの観光客が訪れるのが時計塔です。現地語ではツィットグロッゲと呼ばれており、世界文化遺産に登録されているベルン旧市街の目抜き通りである、クラム通りとマルクト通りの境の地点に位置しています。

ベルンのシンボルにもなっており、住民からも愛されている場所のように感じました。

 

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時計塔(一見すると表側だけど実は裏側)

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時計塔(これが表側)

地球の歩き方の寄稿コーナーに載っていたのですが、表側と裏側は間違えやすいので注意してください。(笑)

 

 

 

【牢獄塔】

名前を聞くと非常に恐ろしそうです。

それもそのはずですが、これは西門として使われていた塔が17世紀半ばに再建されたものであり、それ以降は1897年まで牢獄として使われていたことからこの名で呼ばれているらしいです。

 

今では町にすっかり溶け込んでしまっているので、その恐ろしさは伝わってきませんが。(笑)

 

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牢獄塔

 

 

 

【連邦院】

次はスイスの連邦議会議事堂と政府各省庁のオフィスの入った建物を指す連邦院です。他国と同じように、首都のベルンに置かれています。

 

スイスは、連邦国家であり連邦議会を最高機関とする議会統治制、いわゆる立法府が行政府を兼ねる統治形態をとっていることから連邦院があります。

 

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昼に写真を撮り忘れて夜撮ったのですがライトアップされてて綺麗です

(夜はライトアップされてることに加えて、日によってはプロジェクションマッピングもやっているので、訪れる時に公演が合えば是非見てください!)

 

 

 

【ベルナー・ミュンスター

ベルン大聖堂とも呼ばれ、アーレ川の近くに建つ後期ゴシック様式の大聖堂のことを指します。

1893年に完成し、高さは100mを超えている大尖塔はスイス最大のものであり、塔から街を一望できます。

 

大通りから一本脇道にそれた場所にあるのですが、私が訪れた時は工事中だったため、フェンスで覆われていました。

教会内部にあるステンドグラスが美しいらしいので、次に行く機会があれば見てみたいです。

 

 

 

アインシュタインの家】

かの有名なアルベルト・アインシュタインの記念館です。

アインシュタイン1903年から3年間ここに住んでいたそうです。

 

ベルン旧市街のクラム通りにありアクセスは良いですが、分かりにくい場所にあるので注意して見つけてください。

 

あと、ある程度アインシュタインに関する事前知識を持って訪れることをオススメします。

相対性理論を軽く聞いたことがあるだけの私にとっては、ちょっと展示内容が難しかったです。

 

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アインシュタインの家内部

 

 

 

【ベルン歴史博物館】

スイスで最も重要な歴史文化博物館の一つとして認識されています。

ベルンだけでなくスイス全土から集まってきた考古学・民俗学など様々な分野の収蔵品数は50万点を誇り、石器時代から現代に至る世界の歴史に関するコレクションを展示しています。

 

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個人的には、当時の様子を忠実に再現してある展示が目を引きました。

中世ヨーロッパの様子が想像できます。

 

 

全体の所要時間は2時間くらいだと思います。私は博物館が好きなので3時間くらい滞在しましたが、予想以上に見応えがありました。

 

 

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博物館入り口

 

この入り口でインド人のおじさんに写真撮影を依頼されたのを思い出しました。

Canonの高価そうな一眼レフを渡されて、納得がいくまで撮り直しを要求されたけれども。(笑)

 

併設のアインシュタイン博物館では、物理学者アインシュタインの生涯や業績についての展示が見られます。私はアインシュタインの家に行ったので、こちらはスキップしました。

 

 

 

 

 

***番外編***

(写真と一言)

 

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ワッフルといえばベルギーかもしれませんがスイスも美味しいです(立ち食い推奨)

 

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町の時計はやっぱりロレックス(笑)

 

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良さそうな店が本当にたくさん並んでいます

 

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ベルンの郷土料理「ベルナープラッツェ」

(ベルナープラッツェに関してはめっちゃ美味しかったけど、店名を忘れてしまったので紹介できません...)

(味はお肉を茹でて、塩など薄味で頂きました。しかし、物価が高いスイスらしくお値段も...笑)

 

 

 

次回は、首都ベルンからスイス最大都市であるチューリッヒへの鉄道移動レビューとチューリッヒの観光1日目をお届けします。