欧州周遊5日目 おすすめスイス・ジュネーブの観光スポット!
欧州周遊の5日目(2019,10/29)です。イギリスに続く欧州周遊2ヶ国目は、スイスです。(ジュネーブ到着後、すぐお隣のフランスに宿泊したのでフランスが3ヶ国目のカウントです。)
今回はスイスの中でも国際都市と称される「ジュネーブ」のおすすめ観光スポットを紹介します。ちなみにジュネーブは歴史的にフランスの影響を強く受けているため、主に話される言語はフランス語です。
また、「ジュネーブはスイスではない」 とも極限されるほどのコスモポリタン都市であり、多くの国際機関が存在しています。もちろん、スイスが永世中立国としての側面を併せ持っているからだと考えることもできるでしょう。
【美術・歴史博物館】
まず初めに訪れるべき観光スポットは、美術・歴史博物館です。
旧市街の少し外れたところにありますが、スイスの重要なコレクションが集まっています。1階が考古学コーナー、2階が美術館です。
これ以外にも様々な展示がありますが、この博物館の素晴らしい点は入館が無料であるということです。
最初に軽くでも立ち寄ることをオススメします。
【サン・ピエール大寺院】
ジュネーブの中で絶対に外せない観光スポットが、サン・ピエール大寺院です。
旧市街の中心に存在し、多くの観光客が訪れます。
歴史的背景を見ると、スイスでは16世紀にキリスト教が信仰されていましたが、それはカトリックではなく、カルヴァンが布教したカルヴァン派という宗派でした。カルヴァンはフランスで改革運動を行なった後スイスのジュネーブに移り、 このサン・ピエール大寺院を拠点としながらプロテスタンティズムの説教を行いました。
カルヴァンの活躍によって、ジュネーブは「プロテスタントのローマ」と言われるようになりました。
その後カルヴァン派は各地へ伝播し、フランスのユグノー、オランダのゴイセン、スコットランドのプレスビテリアン、イングランドのピューリタンなど名前を変えて広まっていきました。これらはこれ以降のヨーロッパ史において重要なので覚えておくと良いでしょう。(笑)
ちなみスイス最大の都市であるチューリッヒでは、ツヴィングリによる改革が行われていたことも合わせて紹介しておきます。
そしてサン・ピエール大聖堂では展望台に登ることができます。
料金は5スイスフランです。螺旋階段は狭くて急なため少し大変ですが、登りきった先には絶景が眺めます。
【宗教改革記念碑】
次は宗教改革記念碑です。
先ほど紹介したカルヴァンなど宗教改革の中心人物たちを記念して造られました。
想像以上に大きくて迫力がありました。サン・ピエール大寺院とセットで観光するのが良いかと思います。
また、宗教改革記念碑はジュネーブ大学の敷地内にあります。周囲は公園のような感じで、地域の人たちの憩いの場になっていました。
歴史ある建物がそのまま大学として利用されていました。日本の大学は最新設備やリフォームが学生に好まれていると思いますが、ヨーロッパの大学は最小限度の改築に留めている気がします。
【パレ・デ・ナシオン】
次に紹介するのは、パレ・デ・ナシオンです。
パレ・デ・ナシオンと聞いても何のことか分からないと思いますが、フランス語のスペルで表すと、Palais des Nations (ONU) になります。フランス語では子音を発音しない、aiで「エ」と読むなどの発音ルールがありますが、要するに意味としては国際連合のヨーロッパ本部を指します。
国連本部はニューヨークにありますが、ヨーロッパでの取り決めなどをする際には、このオフィスが利用されているそうです。
そして内部を見学するためには、国連ガイドツアーというものに申し込まなければなりません。入り口は割と質素ですね。
上の写真からも分かるように、人がとても少ないため着いた時から嫌な予感はしていました。
結果的には、「本日見学不可」と張り紙がありました。重要会議や要人滞在中などは見学できなくなるため、運が悪かったとしか言いようがありません。
是非見学できる日であれば行ってみてください。遠くから見る限り、セキュリティチェックはやはり厳重そうでした。
【壊れた椅子】
最後に紹介するのは、「壊れた椅子」という作品です。
スイス人芸術家ダニエル・ベルセによる巨大な彫刻作品で、パレ・デ・ナシオンの目の前に設置されています。
特筆すべき点は、4本の脚のうちの1本が折れていることでしょう。
これは地雷やクラスター爆弾への反対を象徴しており、ジュネーヴを訪れる政治家にこれらの兵器のことを思い起こさせる役目を果たしているそうです。
3本の脚でも何とか立つことができているというメッセージもあるのでしょうか。
*その他*
観光スポットではありませんが、ジュネーブのおすすめのパン屋を紹介します。
「LES DELICES」というパン屋で、ジュネーブの中心地にあります。
この日の昼食はマクドナルドで食べたのですが、翌日早朝に出発することもあり、朝食を買っておくことにしました。
ヨーロッパは物価が高いのですが、パンは比較的安価で買えます。是非美味しいパン屋を探してみてください。
欧州周遊4日目part3 ヒースロー空港から市内へのアクセス手段紹介とスイス国際航空(LX349)の搭乗レビュー
欧州周遊の4日目(2019,10/28)のpart3です。イギリスの日帰り旅行が終わり、ヨーロッパ2ヶ国目のスイスに向かいます。今回はロンドン・ヒースロー空港とスイスインターナショナルエアラインズ(スイス国際航空)のレビューです。
【ヒースロー空港と市内へのアクセス】
大英博物館を大急ぎで見学し、ロンドン・ヒースロー空港に帰還する時間になりました。
17時20分のフライトで現時刻が14時45分くらいなので、まだ余裕だろうと...
イギリスで最も大きいヒースロー空港と市内を結ぶ公共交通機関は多いのでアクセスは容易だと思います。その中でもイギリスは鉄道ネットワークが発達しており、今回私は鉄道を選択しました。
ヒースロー空港から市内へ行く時に利用したのが地下鉄です。
空港には地下鉄「ピカデリー(Piccadilly)線」が乗り入れており、空港から市内中心部であるピカデリー サーカス(Piccadilly Circus)駅までは所要時間約1時間です。地下鉄はターミナル2・3・4・5すべてに停車します。ちなみにターミナル1は老朽化により現在使われていません。
運賃の支払いはICプリペイドカードのオイスターカード(Oyster Card)を利用するのがお得です。購入は駅の切符売り場で、カード代のデポジット5ポンドを支払うことで入手できます。
また、AMEXカードのコンタクトレス決済サービスにも対応しているため、対応しているクレジットカードでAMEXブランドを所持していればオイスターカードなしで移動できます。
また、帰りの市内から空港へ向かう移動では国鉄を利用しました。国鉄は2種類あります。
1つ目が、「ヒースローエクスプレス(Heathrow Express)」と呼ばれる特急列車です。所要時間約15分、15分間隔で運行されており、運賃は二等車(Second Class)で22ポンド~です。
2つ目が、「ヒースローコネクト(Heathrow Connect)」と呼ばれる一般車両の準急列車です。途中5駅に停車するため所要時間は約25分、30分間隔で運行されており、運賃は10.5ポンドです。
どちらもパディントン駅から出発します。
以上の通り、所要時間が10分しか差がないのに料金は10ポンド以上も違います。日本円で約1500円節約できるならと考え、ヒースローコネクトの切符を購入しました。
しかし、他のサイトなどではあまり説明されていませんが、この2つの一番大きな違いは列車の運行間隔です。
料金と所要時間しか見てませんでしたが、ヒースローコネクトは30分に1本しか来ません。更に言うとヨーロッパは頻繁に列車が運休になることで有名ですが、それはヒースローコネクトも例外ではありません。
パディントン駅の時刻表に記載されてなかったのでずっと嫌な予感はしていました。
駅員さんに聞いても次にいつ来るか分からないとのこと。とりあえずこのホームで待っててくれということを言われました。
そして、45分くらい待ってようやく列車が入線してきました。
おそらく一本運休になり、列車の運行間隔があいてしまったのだと思います。急ぎの場合はヒースローエクスプレスを利用することを強くオススメします。
スーツケースを持った観光客にもヒースローコネクトだと確認し、列車に乗車。すぐに出発しました。
乗客はあまりいませんでしたが、関西弁のおばちゃんたちが談笑している声が聞こえてきました。(笑) 4日目までは毎日、日本語に触れていた気がします。
16時30分頃到着しました。50分前です。搭乗券を既にシンガポールで発券してあり、預け荷物もなかったのでギリセーフでした。
【イギリス出国】
イギリスはシェンゲン協定締結国ではないため、手荷物検査は比較的時間がかかります。この時はあまり混んでいませんでしたが、20分くらいかかりました。
搭乗開始まで15分ほど時間があったので、急いでラウンジに行ってきました。第2ターミナルには、PLAZA PREMIUM LOUNGEがあります。
料理名は分からないのですが、全て美味しかったです。
【スイス航空搭乗レビュー】
今回のスイスインターナショナルエアラインズの詳細です。
(ちなみに日本語では「スイス国際航空」とも表記されるらしいです。)
時間:17時20分→20時00分(2時間20分)
便名:スイス航空 LX349
フライト:LHR(ロンドン・ヒースロー空港)→GGG(ジュネーブ空港)
機種:A220-100
よくあるヨーロッパ短距離路線で際立った特徴はあまりない気がしました。
その中で気づいた点としては、スイスの主要公用語がドイツ語とフランス語(その他にイタリア語やロマンシュ語もある)なので、機内は独語+仏語+英語で構成されていました。←ドイツ語とフランス語は聞き取れないため推測ですが。(笑)
また、世界の中でも超混雑空港として知られるヒースロー空港は離陸のやはり時間がかかります。イギリスのフラッグキャリアである、ブリティッシュエアウェイズがエグいくらいの本数を飛ばしていました。
離陸前はこのような発見がありましたが非常に疲れていたため、離陸後5分くらいで爆睡してしまいました。
スカイスキャナーには機内食ありと書かれていましたが、頂いたものは水のペットボトル1本だけです。(爆睡していたので、CAさんが前の荷物入れに置いてくれていました。)
今回は写真を全く撮っていませんでした。これ以降のフライトはしっかり起きています。(笑)
<スイス航空のオススメ度:☆☆☆☆>
一言:爆睡していたのでレビューが難しいです。
次は成田〜チューリッヒ線のような長距離線に乗りたいです。
欧州周遊4日目part2 これぞ鉄板のロンドン日帰り観光ルート!
欧州周遊の4日目(2019,10/28)のpart2です。いよいよ欧州周遊が始まります。 記念すべきヨーロッパ1ヶ国目はイギリスで、今回はロンドンの日帰り観光ルートを紹介します。
【イギリス入国】
朝5時50分頃、イギリス・ロンドンに入国しました。長い長い1日の始まりです。
シンガポールは30度前後だったため半袖1枚で過ごせる気候でしたが、ロンドンはなんと朝5度! 機内にいる時から既にめっちゃ寒かったですし、到着後は別世界かと。
【PLAZA PREMIUM LOUNGE (ARRIVALS)】
到着ロビーに着いてから朝6時半でまだ暗い時間だったため、到着後に入れるラウンジを利用しました。この時間ですのでさすがにガラガラです。
イギリスは飯がマズいと聞いていたのですが、私が食べたものは全般的に美味しかったです。ここのラウンジでの食事がイギリス初でしたが、味付けが完璧でした。シンガポール航空の機内食で欧米風の朝食に感嘆してましたが、まだまだ空腹は満たされていなかったようです。機内食をおかわりする勇気があれば良いのですが。(笑)
ラウンジ内はオシャレな作りになっています。私が来た後に続々とサラリーマンらしき中年のおじさん達が次々と入ってきて、例外なくパソコン作業をしていました。私のような若者は場違い感が半端なかったです。
(右上の飲み物はスイカジュースです。普通に美味しかった。)
【ウェストミンスター寺院】
まず初めに訪れるべき観光スポットはウェストミンスター寺院でしょう。世界遺産に登録されているので世界中からたくさんの観光客が集まって来ます。
ここはイギリス国教会の教会です。イギリスは国王と身内との揉め事でキリスト教の中でもイギリス国教会という独自の宗派を築き上げています。また、戴冠式などの王室行事が執り行われ、内部の壁と床には歴代の王や女王、政治家などが多数埋葬されています。内部では音声ガイドを無料で貸してもらえるのですが、日本語でイギリスの歴史を知れるのでとても良い経験でした。ちょっと値段は高いですけれど。
そして、とても混むので朝早く行った方が良いですね。所要時間は1時間30分くらいです。また、建物内は写真撮影できませんのでご注意ください。
【バッキンガム宮殿】
次に訪れたのはイギリスのロンドンにあるバッキンガム宮殿です。ここは外周護衛を担当する衛兵の交代儀式を見物できることで有名ですので、私もそれに間に合うように向かいました。
しかし、ご覧の通り既に超混雑していました。衛兵交代式は毎日のように頻繁に行われているらしいのですが、毎回これだけの人が集まるんですかね。けど頑張って掻い潜り、私は門の目の前まで辿り着きました。(笑)
今回訪れたロンドンの観光地の中ではダントツでここが良かったです。そして、バッキンガム宮殿に行く際には交代式も見ることをお勧めします。これを無料で楽しめるのは本当に凄いです。
【昼食; Fish & Chips】
バッキンガム宮殿から最寄りの地下鉄の駅に行き、昼食をとることにしました。
イギリスといえばやっぱりFish & Chipsですよね。それ以外の食事が思い浮かばなかったので、昼に行くことは事前に決断していました。
しかしロンドンは有名な店が多いので、調べてもキリがないと思います。おそらく味に大差はないと思うのですが、私はレビューを気にしてしまうタイプです。(笑)
その中で見つけた店がこちら。
「Poppies」 というお店です。レビュー数と高評価が多かったのでここにしました。元々美味しい店を開拓するのは得意な方であり、この欧州周遊ではハズレの店がほとんどなかったです。
店内は古き良きイギリスミュージックみたいなものが流れていました。店員さんの振る舞いも非常に良いです。
そして、お目当のFish & Chipsを注文。写真ではあまり多く見えないですが、油物なので十分の量です。ケチャップとタルタルソースが相性抜群で美味しかったです。
あと紅茶も注文しました。イギリスはTeaが有名であり、この店でFish & Chipsと一緒に食べるのも良いと思います。
【大英博物館】
最後に訪れたのは大英博物館です。映画などのロケ地としても頻繁に使われているため非常に有名かつ世界最大の博物館の一つで、古今東西の美術品や書籍、略奪品など約800万点が収蔵されているそうです(うち常設展示されているのは約15万点)。収蔵品は美術品や書籍のほかに、考古学的な遺物・標本・硬貨やオルゴールなどの工芸品、世界各地の民族誌資料など多岐に渡ります。
しかし、次の目的地へ向かうフライト時刻が17時20分だったので、観覧できる時間は30分しかありませんでした。おそらく所要時間は半日くらいだと思います。率直に30分では全く足りません。(笑)
全体をサッと20分程度かけて概観し、あとは一番有名なロゼッタ・ストーンを見ることにしました。
ロゼッタ・ストーンはエジプトのロゼッタで1799年に発見された石版で、紀元前196年にプトレマイオス5世によってメンフィスで出された勅令が刻まれた石碑の一部です。ロゼッタ・ストーンはエジプトの神聖文字(ヒエログリフ)を理解する鍵となり、他のエジプト語の文書も続々と翻訳が可能になりました。
ここが一番人気で常に混雑しています。説明には、The key to Egyptian hieroglyphsと書いてありますね。
次回こそ大英博物館をゆっくり見学したいと思います。
市内から空港、そしてヨーロッパ2ヶ国目への移動の記録は次回投稿します。
欧州周遊4日目part1 シンガポール航空 シンガポール〜ロンドン(SQ322)の搭乗レビュー
欧州周遊の4日目(2019,10/28)のpart1です。いよいよ欧州周遊が始まります。
記念すべきヨーロッパ1ヶ国目はイギリスで、今回はロンドン・ヒースロー空港到着までのまとめです。
【シンガポール出国】
21時30分頃、出国審査ゲートに向かいました。
セルフ指紋チェックマシンがあるのですが、イメージ画像では右手でスキャンしているので右手親指を近づけているのですが、これがなかなか反応しない。(笑) 近くにいた日本人修学旅行生らしき人たちも同じような罠にハマっていました。その後セキュリティチェックの人が、「ヒダリテ、オヤユビ!」と日本語で叫んでいたので、この光景は日常茶飯事なのかもしれません。(左手バージョンのイメージ図を作った方が早いとは思いますが、、)
無事出国し、搭乗開始まで1時間30分ほど時間があったのでプライオリティパスで入れるラウンジを探しました。今回は第3ターミナルだったので、「SATS プレミア・ラウンジ」というラウンジを選択しました。
【SATS プレミア・ラウンジ】
チャンギ空港では、夜遅い時間に出発する便が多いのでこの時間帯は制限エリア内が大変混雑しています。このラウンジも例外ではなく、非常に混んでいました。客層としては、欧米系の30〜50代くらいの方が多かったように思います。
このラウンジでの最大の目的は「シャワーを浴びる」ことです。深夜便で翌日早朝に到着するため、出発前に浴びたいと思っていました。しかし、空港の混雑は当然シャワー室にもリンクしています。更に運が悪いことに、シャワー室が1台修理中であり、実質1台しか空いていませんでした。私が来る前に1人並んでおり、1人10分×4=40分くらい待ちました。こんなに待つなら出国前のThe Havenラウンジでシャワーを浴びておけばよかったなと。
シャワー室は清潔感があって良かったのですが、青い液体が置いてあるだけでシャンプ等の設置はなし。私は持参したものを使いました。
また、このラウンジの食事は美味しいと思います。ビュッフェ形式で好きな量を取ることができます。ラウンジ内の写真を撮りたかったのですが、人が多すぎて断念。
シャワーに時間を取られてしまったので、めっちゃ急いで食べました。
【シンガポール航空の搭乗レビュー】
搭乗開始の時間が近づいてきたのでゲートに向かいましたが、搭乗直前に手荷物検査があります。チャンギ空港は全てのゲートでこの方式を採用しているので、搭乗開始時間も少し早めに設定されているのだと思います。
そして、いよいよ搭乗開始です。圧倒的な欧米人の比率。アジアの空港にも関わらず、アジア人はあまりいなかったように感じました。
この表記を見た時に、初A380の高揚感が凄まじくなりました。もちろん今回もエコノミーですが、実費0で乗れてるのはデカい。
今回のシンガポール航空の詳細です。
時間:23時45分→5時55分(14時間10分)
便名:シンガポール航空 SQ841
フライト:SIN(シンガポール・チャンギ空港)→LHR(ロンドン・ヒースロー空港)
機種:A380-800
まずはフライト時間の長さ。(笑) 14時間は自己最長です。
そしてA380-800。これに乗るためシンガポールへ来たといっても過言ではないです。
モニターは最新のものが使われており、映画やゲームなどのコンテンツはとても種類が多かったです。私は機内で映画を観ない人なので、只管ルートマップを見てました。
座席に関しては、横幅は広くありませんがシートピッチは広かったです。リクライニングできるように最後列の座席を取りましたが、なんと今回も隣は空席でした。直接航空券を買ったわけではないので申し訳なさもありますが、やはり快適度が段違いでした。(笑)
枕と毛布は備え付けてありますが、アメニティはCAさんにお願いすればもらえるシステムです。アイマスクだけ頂きました。また、離陸した後にCAさんがサンダルのようなものへ履き替えていることに気付きましたが、こっちの方が足の負担が少なくて良いのではないかなとも思いました。
14時間のフライトですので機内食の提供は3回あるのかと思いましたが、日本発の欧米路線と同じように2回でした。
1回目は離陸して1時間後くらいに頂きました。出発前にラウンジでたらふく食べていましたが、機内では空腹の状態でした。
シンガポール航空は機内食の評判が非常に良いと聞いており、シンプルなメニューでとても美味しかったです。
食後に温かい緑茶かコーヒーのサービスがありました。私はコーヒーを飲めないので緑茶を頼んだら、「グリーンティーはまだ時間がかかるからその間にアップルジュースはどう?」と提案していただきました。そのご厚意に感謝すると同時に、私が食事の際にアップルジュースを注文していたのを覚えていてくださったのは驚きです。2回目のアップルジュースとその後に温かい緑茶をいただきました。
2回目は朝食だと思いますが、現地のイギリス人の好みに合わせて欧米スタイルの朝食になっていました。アジア系の航空会社らしくないですが、安心できる味で美味しかったです。(笑)
14時間中、9時間くらいは寝ていたかもしれません。出発前にラウンジでシャワーを浴びていたのが功を奏しました。また、熟睡している間に軽食が提供されていた可能性がありますが、確認することはできませんでした。
<シンガポール航空のオススメ度:☆☆☆☆☆>
一言:また機会があれば利用したいと思います。
【ロンドン到着】
いよいよヨーロッパに来たという実感が湧いてきました。
次回から遂に欧州周遊日記(ヨーロッパ編)を開始します。(笑)
欧州周遊3日目 シンガポール日中観光〜チャンギ空港から出国
今回は欧州周遊の3日目(2019,10/27)です。
前回に引き続きシンガポールの観光スポットをご紹介します。
欧州周遊と言いながらまだアジアですが、今回でシンガポール編は完結する予定です。(笑)
【サルタン・モスク】
まず訪れた場所はサルタン・モスクです。
シンガポールでは様々な宗教が信仰されていますが、イスラム教の人数は他の宗教に比べて多いと言われています。
そして、シンガポールでは新規開発のビルやショッピングセンターが多く建てられており、モスクは異彩を放っているように見えました。この欧州周遊では何度もモスクに足を運びましたが、アジアにあるこのモスクは雰囲気が穏やかであるように感じます。
モスクの目の前の通りは雑貨屋や中東料理のレストランなどが並んでいるので、ぶらぶら歩いてみるのも楽しいと思います。
観光客用に、Visiter Time が設定されているので事前に調べてから行くことをオススメします。
【マーライオンパーク(昼間)】
昨日も訪れたマーライオンパークを訪れました。昼と夜のマーライオンを 見比べてみたかったので訪問しましたが、普通は昼のマーライオンを先に見るはずでしょう。(笑)
この明るいマーライオンの方がガイドブックなどで掲載されていると思います。そして、昼間の方が圧倒的に観光客が多いです。撮影スポットで写真を撮ること自体が大変で、少し疲れるかもしれません。シンガポール1の観光地なので、早朝の空いている時間に行く方が良いかもしれません。
また、昼間のマリーナ・ベイ・サンズも壮大でした。この日は珍しく晴れてくれたので良い写真が撮れました。
時間に余裕があったので、マリーナ・ベイ・サンズの内部も少し散策していましたが、日本のショッピングモールより開放感があってエンターテイメント性に富んだ造りになっていると感じました。もちろん有名ブランド店は多く出店しています。
ボートのようなアトラクションには驚きました。(笑)
【ガーデン・バイ・ザ・ベイ】
次にマリーナ・ベイ・サンズから徒歩10分程のところにある巨大植物園に行きました。ここもシンガポールでは必須の観光スポットになっており、一見の価値はあると思いました。緑化を推進することでQoLの向上を狙っているかもしれません。無料で観光できるエリアも十分広いので、マリーナ・ベイ・サンズへ行ったついでに立ち寄るのもありでしょう。
ちなみに、ガーデン・バイ・ザ・ベイ(Garden by the bay)を直訳すると、「湾の近くの植物園」になりますが、これは日本だと考えにくい施設名かと。(笑)
この日はとても暑くて、半袖一枚で過ごせる天気でした。
蒸し暑いな〜と思いながら植物園で歩いていたら急に欧米人2人組から「Are you from San Diego?」と話しかけられました。最初は不審者かと思ったのですが、理由を聞いて見ると、私が日本から持ってきた「San Diego」と書かれていたTシャツを着ていたからだと。(笑) 日本人は英語で書かれているデザインを気にしないで着ている人が多いと思いますし、むしろすれ違いの一瞬で内容をチェックした彼らに感心してしまいました。
けど逆に、日本人で「日本」と書かれたTシャツを着ている人はいないと思いますけど。(笑)
マリーナ・ベイ・サンズの裏側も見られます!
【チャンギ国際空港・出国】
諸々観光していたら時刻が16時頃を回っていたので、宿泊していたホステルへ荷物を受け取りに行って空港へ向かいました。
ホステルから約1時間かけてチャンギ空港に到着しました。車内での飲食は罰金を取られるので注意してください。(空港へ向かう時の車内でマクドナルドの紙袋を持っている人がいましたが、個人的には匂いテロに罰金を課した方が良いかと)
チャンギ空港に着いた後は、まず初日にも利用した第3ターミナルの「The Haven」ラウンジへ行きました。
詳しくは、(https://blog.hatena.ne.jp/ny08aknd05/nyknd.hatenablog.com/edit?entry=26006613482751893)
なんと初日食べて美味しかったシュリンプ・バーガーが完売していました。他5品から選べるのですが、私自身が東南アジアの料理があまり得意ではなく、バーガー以外の選択肢が厳しかったです。結局、グリーンカレーを選びました。
23時45分出発のフライトだったのですが、空港を探検したくて5時間前に着いていました。しかし、このラウンジの居心地が良すぎて2時間も滞在。(笑) そして体力の限界を迎えてしまい、今回はジュエルなどの空港施設への訪問を見送りました。
そして、シンガポールから次の国へはシンガポール航空を利用するということで、テンションがとても上がっていました。シンガポール航空はスカイトラックスの航空会社格付けで最高評価を獲得しており、とても評判の良い航空会社の一つです。
チェックインも簡単で、待ち時間がないところは良かったです。
そしていよいよシンガポールを出国しました。
ここから本当の欧州周遊が始まります。(笑)
3日目Fin.
欧州周遊2日目 シンガポール日帰り観光ルートをご紹介!
今回は欧州周遊の2日目(2019,10/26)の話です。
シンガポールの日帰り観光ルートをご紹介します。
【シンガポール植物園】
まずは、Singapore Botanic Gardensと呼ばれる植物園。所要時間は概ね2時間程度かと思います。午前中にきて園内で昼食をとるのもオススメです。また、入場料は無料です。
ここはシンガポールで唯一の世界遺産に登録されている場所です。この植物園は1822年に実験植物園として開園し、そこから様々な用途で活用されてきました。200年近い歴史や趣があるため、植物園に興味がない方であってもそれなりに楽しめると思います。また、想像以上に敷地内は広いので歩きやすい服装で来ることをお勧めします。
撮影した場所があまりよくなかったかもしれませんが、広大な大自然があなたを待っています。
園内にあるイタリアンレストランは自然を見ながら食事することができるので、とても雰囲気が良く昼食に最適です!
【シンガポール国立博物館】
13時頃になりました。
次はシンガポール国立博物館へ訪れました。ここはガイドブック等ではあまり紹介されていませんが、シンガポールの歴史や文化を知るにはうってつけの場所だと思います。所要時間は2時間くらいです。
外見は博物館らしさがあまりないかもしれません。私は一瞬素通りしてしまいました。
館内は様々な展示を最新技術等も駆使しながら公開しているので楽しむことができました。シンガポールという国の歴史について学ぶ機会はそこまで多くはないと思うので、貴重な経験をできたと思います。個人的には、シンガポールでは公用語の一つとして英語を取り入れていますが、それが英語であった経緯に関する展示が非常に印象的でした。また、第二次世界大戦の展示も豊富にあり、日本人として胸が痛む部分も随所に見られました。
しかし、日本から高校生らしき団体が修学旅行で訪問していましたが、イマイチ乗り気ではなさそうにしていたので、博物館に全く興味がない人にとっては優先度が低いかもしれません。(笑)
こちらにURLを載せておくので、事前に検討されるのが良いかと思います。
【オーチャード・ロード】
16時頃になりました。
この通りは国立博物館から徒歩10分くらいのところにあります。シンガポール随一のショッピングスポットで、流行りのファッションから日系の老舗百貨店まで幅広く店が展開されています。中規模のショッピングモールも多く点在しているため、買い物が好きな人は所要時間を長めに確保しても良いかと思います。
私は今回服などを買う予定はなかったので、ショッピングモールに入っている店舗を軽く見た後に、フードコートで日本食チェーン店を選びました。店の前にあったカツカレーの広告がとても美味しそうに見えたので、これを即決しました。2日目にして日本食に手を出すのは禁じ手のようにも思えましたが、ヨーロッパではカツカレーを食べられなかったので結果としては良い判断でした。(笑)
日本食ももちろんですが、中華やイタリアンなど様々な国の料理が食べられるので、夕食を気軽に食べたい人にもオススメです。
【マリーナベイ・サンズ】
オーチャード・ロードで夜ご飯を食べて、19時頃マリーナベイ・サンズに到着しました。おそらくここがシンガポールで一番の観光スポットであると思います。夜でも非常に多くの観光客で賑わっていました。
まず最初に訪れたのは、マリーナベイ・サンズの一階にあるカジノです。私自身カジノは初挑戦だったのですが、ルールがシンプルなゲームも多く、初心者でも楽しめると思います。私は一回も勝てずに55シンガポールドル負けてしまいましたが、カジノへ行く際はその日に使うお金の許容範囲を前もって決めて行くことを推奨します。クレジットカードでもチップに交換できますが、100シンガポールドル以上という制限があるので、少額で楽しみたい人は紙幣をあらかじめ準備しておいてください。(特に負けている時ほどクレジットカードに手を出してしまいそうなので注意してください。笑)
また出口付近では無料の水上ナイトショーを見ることができます。夜3回ほど公演されていて、迫力あるショーを楽しめます。カジノで負けたことを忘れて楽しみました。
そして最後にそのままマーライオンパークへ向かいました。マリーナベイ・サンズから徒歩15分くらいです。
やはりシンガポールといえばマーライオンだと思います。観光客でごった返していますが、やはり写真に収めたくなります。私は3日間の滞在中に2回行きましたが、昼間の方が混んでいるかもしれません。個人的には、夜の方が良い写真が撮れる上に、綺麗な夜景を見られるので好きです。夜はマリーナベイ・サンズ周辺で楽しんでください。
最終日、昼間のマーライオンとその他観光情報に関しては次回のブログで紹介したいと思います。
2日目Fin.
欧州周遊1日目part2 シンガポール・チャンギ国際空港のレビュー&空港から市内へ
今回は欧州周遊の1日目(2019,10/25)のpart2です。1日目完結します。
【シンガポール入国】
シンガポール・チャンギ国際空港到着!東南アジアは去年のタイとベトナム以来でしたが、この独特な気候と雰囲気がけっこう好きです。17時45分頃、入国審査を終えシンガポールに入りました。なかなか入国審査の列は進まなかった印象。私は日本のパスポートを見せて、指紋採取等含めても30秒かからずに審査が終わった気がします。
そもそも今回の周遊は空港の視察という意味合いが強いので、入国後もすぐに市内へ移動するのではなく、世界トップレベルの国際空港を見学していました。シンガポール・チャンギ空港の利用者はとても民度が高く、重い荷物を持っている自分に対してとても優しくしてくださったのを今でも覚えています。
そして、この周遊でもラウンジ入り放題のプライオリティ・パスの効力を最大限に発揮させていただきました。(プライオリティ・パスに関しては、欧州周遊編が終わり次第投稿します。)
特にチャンギ空港には到着後でも利用できるラウンジがあるということで、そこに行かないという選択肢はありませんでした。
【ラウンジ1 THE HAVEN】
飛行機に乗るよりも今はラウンジ巡りにハマってしまっている自分が最近いますが、今回も例外なく更にテンションが上がってしまいました。
到着後に使えるラウンジとしては、「THE HAVEN」というところがターミナル3にあり、ANAが利用するターミナル2から連絡鉄道のようなもので移動してきました。所要時間は5分くらいかと。
ターミナル3はなかなか目的地を見つけるのが難しい。このラウンジも見つけるのに苦労しました。
ラウンジの外見は割と普通です。ラウンジ内も普通です。シンプルで場所はそこまで広くないと思います。
写真を必死に撮っている自分が写ってしまっているような。(笑) 今回は他に利用者が誰もいなかったため、ラウンジ貸切を堪能することができました。
飲み物やカップラーメンなどの軽食はセルフサービスです。写真右側にあるミニバーではアルコールも頼むことができると思います。喉が乾いていたため、ペットボトルに入っているお水を冷蔵庫からいただきました。
そして、このラウンジの特徴としては、普通のホットミールを一品無料で注文できるということです。メニューは入り口付近の受付においてあって、全部で6品くらいあったと思います。
私はアジアの料理があまり得意ではないため(日本を除く)、今回はシュリンプ・バーガーを即決で注文しました。15分くらいシンガポールの情報を検索した後に、ウェイターの方が料理を持ってきてくださいました。
(ナイフの向きが反対であるということはこの数日後気づきました。)
サイズはそこまで大きくないですけど、おしゃれなカフェで出てくるハンバーガーのようでした。肝心の味ですがエビの食感がとてもよく、1食目から素晴らしい食事に巡り会えたと感じました。(数週間後には空腹で大変な思いをするとは)
満足感が高く、到着後に是非利用していただきたいラウンジだと思います。
【市内へ】
腹ごしらえを済ませたので、19時頃ラウンジを出ました。
私はどこの国でも基本的に車での移動は避ける傾向があるので、今回もその法則通り地下鉄を利用することにしました。数週間後にとある国で失敗して更にバス移動が嫌になりました。(笑) 注意深い人ならバスも良いと思います。
宿泊予定のホステルは市内中心部で、約1時間の所要時間でした。
初めて乗る鉄道は不安になりますが、今回は親切な人が教えてくれて、安心して車内に乗り込むことができました。車内で飲食をして見つかると罰金を取られるので注意!ちょっと危なかった。(笑) 笑い事ではなくて、ちょっと焦った。
そして20時過ぎに無事宿泊するホステルへ到着。
宿泊地は、「Thad's Boutique Hostel」というところ。エクスペディアで一泊約2,000円で予約しました。他に1,000円前後で宿泊できるところもありましたが、レビュー信者としては、この1,000円は払う価値があると判断しました。
しかし、受付でチェックインをしようとした時にここで一つ問題が。なんと私の名前が予約リストの中に入っていないらしい。そして週末ということで空室はなく、キャンセル待ちという状況。さすがに1つ目の宿泊地からこの状況では先が思いやれらました。
スタッフの方は親切そうな感じで、粘り強く45分以上パソコンを前に調べてくれていました。エクスペディアで予約した控えを英語版でも印刷しておいたので、予約してあるということを証拠として提示できたので良かったです。マジで控えを持ってきて良かった。(笑)
実際、原因は予約していた他の日本人と名前が似ていた(?)ことでダブルブッキングになってしまうという、海外では日本名の発音が難しいあるあるネタですね。
チェックインにかなり長い時間かかりましたが、無事に宿泊できて良かった。この時対応してくれていた人に名前と顔を完全に覚えられて、その日以降フロントを通るたびに名前を呼んで挨拶されました。(笑)
1日目Fin.